ダラス・マーベリックス(以下、マブズ)はルカ・ドンチッチに次ぐ“第2の存在”が課題に挙げられていたが、ここまでは新戦力のクリスチャン・ウッドがその役割を十分に果たしている。本人もドンチッチを含めたチームのポテンシャルに可能性を感じているようだ。 開幕4試合を終えて2勝2敗のマブズは、5年目を迎えたエースのドンチッチが平均36.3得点、9.5リバウンド、9.3アシスト、2.0スティール、フィールドゴール成功率50.0%を記録。それに次ぐのがヒューストン・ロケッツからトレードで加入したウッドで、4試合すべてベンチスタートながら平均25.8分間プレイして21.0得点、8.0リバウンド、フィールドゴール成功率61.9%、3ポイント成功率66.7%を挙げている。 開幕から3試合連続で20得点超をマークするなど好調なウッドは、『HoopsHype』のインタビューのインタビューで、ドンチッチと共闘することの効果を語っている。 「ルカの存在は僕の攻撃の可能性を大きく広げてくれた。ドリブルからシュートを撃ったり、プレイするスペースが明らかに増えた。もっと一緒に時間を過ごせば、僕たちは恐ろしいチームになるだろう」 10月23日(現地22日)に行われたメンフィス・グリズリーズ戦後、32得点を挙げたドンチッチは、25得点と続いたウッドについて「彼は素晴らしい選手。僕らの言うことを聞き入れ、自分の役割をこなしている」と語っている。 ドンチッチとウッドのデュオがどこまで勢いを保てるか、マブズのシーズンを占うポイントになりそうだ。