連覇を目指すゴールデンステイト・ウォリアーズは、日本時間10月16日（現地15日）にアンドリュー・ウィギンズ、そして翌17日（同16日）にジョーダン・プールとの延長契約を締結したと発表した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、いずれの選手も延長期間は4年で、ウィギンズは1億900万ドル、プールは1億4000万ドルの契約金になるという。 2020年2月からウォリアーズに所属する27歳のウィギンズは、昨季出場した73試合すべてで先発し、平均17.2点、4.5リバウンド、2.2アシスト、1.04スティールを記録。3ポイント成功率（39.3％）、成功数（157本）はいずれも自己最多で、キャリア初のオールスターにも選ばれた。 2019年のドラフト1巡目全体28位でウォリアーズに指名された生え抜きのプールは、昨季76試合（先発51試合）で平均18.5点、3.4リバウンド、4.0アシスト、3ポイント成功率36.5％、そしてリーグトップのフリースロー成功率92.5％をマーク。いずれもキャリアハイの成績で、躍進のシーズンを過ごした。 ポストシーズンでもチームのコアメンバーであるステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを支え優勝に貢献した両選手。ボブ・マイヤーズGM（ジェンラルマネージャー）も、「（ウィギンズは）インパクトを残す2ウェイプレイヤーという評価を確固たるものにした」「（プール）はリーグでも屈指の有望株。彼のバスケへの意識の高さは本当に素晴らしい」と称賛し、契約締結を喜んだ。 なお、今回新たに結んだウィギンズとプールの契約が計上されるのは2023-24シーズンからだが、『ESPN』によれば、現時点でウォリアーズは来シーズン、ラグジュアリータックスだけで4億8300万ドルもの金額を支払うことになるようだ。