ジョーダン・プールを殴打して一時チームを離脱していたゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、日本時間10月14日(現地13日)の練習から再合流した。チームはこの騒動でグリーンに罰金を科したものの、出場停止には処せず。明日のデンバー・ナゲッツとのプレシーズン最終戦、そして19日(同18日)に行なわれるロサンゼルス・レイカーズとの開幕戦にも出場予定だ。 メディア対応をしたグリーンの言葉を『ESPN』が紹介している。 「我々は前進するために何をすべきかを話し合い、それを実行する。過去に囚われるつもりはない」 グリーンは離脱中にどのようなことを行なっていたか明らかにしなかったが、以前よりも精神状態が良くなっていると明かしている。また、この日行なわれた練習もいつも通りで、気まずさなどはなかったという。 なお、ウォリアーズはグリーンの復帰前に、フロントやコーチングスタッフ、ジョーダン・プール、ステフィン・カリー、ケボン・ルーニー、アンドレ・イグダーラなどとミーティングを行なったようだ。それらの場でグリーンがチームに戻ることを皆が了承したからこそ、練習もスムーズに行なわれたのだろう。 そしてグリーン自体も、離脱前から築かれていたチームメイトらとの絆は失われていないと考えているようだ。 「チームにはいい仲間意識がある。もしそれがなかったら、簡単に関係は崩れていた。それがあればどんなことだって乗り越えられるんだ。僕らの仲間意識は揺るがないよ」 2連覇へ向けて開幕からベストラインナップで戦えることとなったウォリアーズは、トラブルがあったことを忘れさせるような幸先のいいスタートを切ることができるか。