フリーエージェントだったモントレズ・ハレルが、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)入りで合意したようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。契約は2年520万ドル。ハレルの代理人を務めるデリック・パウエルは、2023-24シーズンがプレイヤーオプションとなっていることを明かしている。 ハレルはロサンゼルス・クリッパーズに在籍していた2019-20シーズンに、最優秀シックスマン賞を受賞。その時の指揮官であるドック・リバースHC(ヘッドコーチ)、サム・キャセールAC(アシスタントコーチ)と、シクサーズで再び共闘することとなる。 『ESPN Stats & Information』によると、昨季シクサーズはベンチスコアリングがリーグ28位だった。昨季、ワシントン・ウィザーズとシャーロット・ホーネッツで平均13.1点、6.1リバウンドをマークしたハレルには、2nd ユニットの得点源としての活躍が期待されている。 なお、今回のシクサーズ入りにはジェームズ・ハーデンが寄与していたようだ。このオフにプレイヤーオプションをオプトアウトし、約30%の減俸となる新契約に合意。シクサーズは浮いた資金で、PJ・タッカー、ダニュエル・ハウスJr.、そしてハレルというハーデンのロケッツ時代のチームメイト3人を加えることに成功したのだ。 『ESPN Stats & Information』によると過去5シーズンにおいて、ハレルはジョーダン・クラークソン(ユタ・ジャズ)とともにベンチから5000点以上を挙げた選手となっている。