レブロン・ジェームズはLAでキャリアを終える? “キング番記者”が主張「レイカーズを離れたがっているとは思わない」

ロサンゼルス・レイカーズはダービン・ハム新HC(ヘッドコーチ)を迎え、昨季プレイオフに進出できなかった悔しさを胸に、2022-23シーズンの巻き返しを誓う。大黒柱のレブロン・ジェームズに驚きのトレード話が噂された時期もあったが、NBA入り前から“キング”を追い続けてきた『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者は、レイカーズを離れるとは考えていないようだ。 昨季開幕前に大型補強を行ったレイカーズは、ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードといったスター選手を擁し、“スーパーチーム”として優勝候補に挙げられた。しかし、ジェームズとデイビスの負傷離脱、ウェストブルックがフィットしなかったこともあり、借金16(33勝49敗)という想定外の形でシーズンを終えた。 優勝争いどころか、ポストシーズンにも進出できなかった“失敗”のシーズンを受け、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏が「レブロンのトレードを本格的に検討すべきだ」と訴えるなど、様々な改革案が飛び交った。 現行契約が2022-23シーズン終了後に切れるジェームズは、近日中にレイカーズと契約延長する資格を手にする。現状ではサインの兆候はないが、高校時代からジェームズを追いかけてきた『ESPN』のウィンドホースト記者はポッドキャスト『ESPN Daily』で、現所属のレイカーズと古巣クリーブランド・キャバリアーズについて言及している。 「レブロンがレイカーズを離れたがっているとは思わない。しかし、キャブズは来年の夏、大きなキャップスペースがあることも事実だ。レブロンがフリーエジェントになるタイミング。そして、キャブズは成長中の若いチームだ。2014年にレブロンが復帰したチーム以上に力を持っている」 キャブズはジェームズを再び迎え入れようとしているとの説もあり、契約延長しない限りは去就報道の熱は継続されていきそうだ。

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