ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とセス・カリー(ブルックリン・ネッツ)は、現在NBAでプレイする兄弟の代表格として知られる。3学年下の弟セスは、兄よりも得意なことを回答している。 兄ステフは、言わずと知れたスーパースターだ。NBA13年間で優勝4回、得点王2回、スティール王1回、オールスター出場8回、昨季はついに自身初のファイナルMVPにも輝いた。 そんな一流NBA選手を兄に持つ弟セスも、NBA定着に苦労した時期を乗り越えてロールプレイヤーとして地位を確立し、通算3ポイント成功率(43.95%)はスティーブ・カー(元シカゴ・ブルズほか/現ウォリアーズHC)、ヒューバート・デイビス(元ニューヨーク・ニックスほか)に次いで歴代3位に立つ。 兄弟揃ってNBAで存在を示すなか、弟セスはウォリアーズのポッドキャスト番組『Dubs Talk』に出演した際、「成功率で僕が勝っているのは事実だ。数字を見てくれ、と言うよ(笑)。でも、彼は明らかに多くの本数を、より遠い位置、タフな状況で撃っている。そして、成功率も近い。でも、オープンショットで1人だけ選ぶなら、僕は(ステフではなく)自分を選ぶ」と自分のシュート力に自信を覗かせた。 さらに、兄ステフよりも得意なことを問われ、弟セスは2つのものを挙げている。 「ビデオゲームはその1つだ。ほとんどのビデオゲームで僕が上だ。あとはカードゲーム。現時点で僕は彼よりも優れたカードプレイヤーだ。ポーカーとかをやるよ」 冗談まじりに答えた弟セス。兄ステフとの良好な関係は実に微笑ましいところだ。