ジェームズ・ハーデンが、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)と2年契約で合意したようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。 同記者のレポートによると、ハーデンの契約は2年6860万ドルで、2年目はプレイヤーオプションが付くという。 ハーデンは今夏、4730万ドルのプレイヤーオプションを破棄して無制限のフリーエージェントとなっていた。しかし、昨季途中で加入したシクサーズを気に入っており、大幅な減俸を飲んで残留を決意。球団社長のダリル・モーリーには、「ロスター改善のために、自分たちに必要な選手と契約してほしい」と伝えたことを明かしている。 「優勝争いがしたい。今はそれがすべて」とコメントするなど、何よりも優勝を優先したからこその決断だったことがわかる。 なお新契約下では、来季の年俸が3300万ドル、翌2023-24シーズンは3560万ドルとなっている。ハーデンがもしオプションを破棄すれば、来年の夏に再び無制限のフリーエージェントとなる。