ステフィン・カリー、プレイオフ1回戦でベンチスタート起用だった舞台裏をカーHCが明かす

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、2021-22シーズン自身4回目のリーグ優勝を果たし、初のファイナルMVPにも輝いた。チームを率いるスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、プレイオフスタート時のカリーのアンセルフィッシュな姿勢を明かしている。 カリーはNBA13年目の今季、レギュラーシーズン64試合に出場して平均25.5得点、5.2リバウンド、6.3アシスト、3ポイント成功率38.0%を記録。オールNBA 2ndチームにも選出されたが、プレイオフ前のラスト12試合は左足の靭帯を痛めて欠場した。 ぶっつけ本番でポストシーズンに突入したが、デンバー・ナゲッツとのプレイオフ1回戦でカリーは第1~4戦でベンチスタート。その間はジョーダン・プールがスタメンを務め、カリーは第5戦で満を持して先発復帰となった。 ウォリアーズのカーHCは、ポッドキャスト『Point Forward Andre Iguodala & Evan Turner』に出演した際、起用に至った舞台裏を明かしている。 「復帰初戦はプレイタイム20分の制限があったから、私は彼に選択肢を与えた。スタメン出場とベンチスタートの起用法をね。そうしたらステフは『ベンチから出る方がいい。長い時間休まなくて済む』と言った。彼にはエゴのようなものはないんだ」 同僚のアンドレ・イグダーラも「すべてはステフから始まる。ステフはチームのためにプレイしている。アレン・アイバーソンは、『俺はスターターでベンチスタートはあり得ない』というタイプだった。(サンアントニオ・スパーズの)グレッグ・ポポビッチHCがアイバーソンのコメント後、次の対戦でどう戦ったか覚えていますか? 彼はティム・ダンカンをベンチスタートで起用したんだ」と、カリーの献身的な姿勢を称えていた。

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