NBAの中継を観ていると、現地実況、選手、コーチなどがよく使っているフレーズがあります。この企画では、そんなフレーズを1回につき1つずつサクッと紹介。知っていればより試合観戦が楽しくなるはず! 今回紹介するのは・・・。
そのまま翻訳すると「卵を産む」という意味を持つ「Lay an egg(レイ・エン・エッグ)」。一見前向きな意味を持っていそうなフレーズですが、実はネガティブな表現として使われています。 答えは・・・。
試合で何も上手くいかなかったチーム、または選手に触れる時、「lay」の過去形である「laid」を用いて「○○ laid an egg.(○○は失敗した)」といった形で使用されます。なお、「なぜ卵が失敗に?」と疑問に思う方も多いと思いますが、由来は卵の形が数字のゼロを連想させるからだと言われているようです。 このフレーズは歯に衣着せぬ発言が多い解説者や、コラムニストなどが使うケースも多く、この言葉を浴びせられたチーム、選手が次の試合で奮起することも珍しくありません。NBA選手はこういった周囲の厳しい批評とも日々戦っているのです。