ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、ついにホームゲームにも出場できることになりそうだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、ニューヨーク市は試合に出場する際に新型コロナウイルスのワクチン接種を求めていたが、そのルールを変更するというのだ。 ネッツにとって、プレイオフを前にアービングをホームでもプレイさせられることは非常に大きな意味を持つ。チームはカンファレンス8位に落ち込んでいるが、アービング個人は日本時間3月16日(現地15日)のオーランド・マジック戦で60点をマークするなど絶好調。フルで試合に参加できれば終盤戦に向けてチームの士気は高まり、いい流れでプレイオフに突入できる可能性が高まる。 ひとつ懸念があるとすれば、現状の順位だとプレイイン・トーナメントへまわることとなり、ワクチン接種済でないと入国できないトロント・ラプターズ(カナダ/7位)と対戦する可能性があるのだ。2ゲーム差と射程圏内ではあるが、このままだと相手ホームで戦うこととなるため、終盤戦で順位を上げたいところだ。 そのためにもアービングの1日も早い完全合流が待たれるネッツ。バークレイズ・センターでアービングが躍動する姿を見られる日は、もう間もなくやってくるはずだ。