フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)に移籍したジェームズ・ハーデンは、日本時間2月26日(現地25日)に敵地で行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で新天地デビュー。35分間の出場で27得点(フィールドゴール7/12、3ポイント5/7、フリースロー8/9)、8リバウンド、12アシストを記録し、133-102の快勝に大きく貢献した。 ブルックリン・ネッツで開幕を迎えたハーデンだが、トレード最終期限日を前にベン・シモンズらとの交換トレードが成立し、ヒューストン・ロケッツ時代に自身を獲得したダリル・モーリーGM(ゼネラルマネージャー)がいるシクサーズの一員となった。 オールスター明け初戦となったウルブズ戦でスターターに名を連ねたハーデンは、攻撃を巧みにリード。自身が史上初めて所属した3チームにおいて初戦で25得点、12アシスト以上をマークするとともに、ジョエル・エンビードが34得点、10リバウンド、タイリース・マクシーも28得点を挙げた。 『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によれば、ハーデンは試合後に新たなチームメイトたちとのプレイに手ごたえを覗かせたという。 「俺はコート内外で、NBAでもベストのチームプレイヤーの1人だと思っている。自分のキャリアのためにベストを尽くし、自分がハッピーになるのを助ける必要がある。今日は素晴らしいスタートだったけど、まだ長い道のりがある。俺はただ勝ちたい。それだけだ。そのために来た」 ハーデンは76ersがリーグ優勝を果たすための“ラストピース”となれるだろうか。