ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、NBAオールスター期間中に古巣クリーブランド・キャバリアーズへの復帰の可能性を問われ、「ドアは閉ざされていない」とコメントしたことが大きく取り上げられた。2023年には生まれ故郷のオハイオ州アクロンに自身の博物館をオープンする予定だという。『Akron Beacon Journal』のクレイグ・ウェッブ記者が伝えた。 ジェームズはステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)の出身地としても知られるオハイオ州アクロンの生まれ。地元のセント・ビンセント=セント・メアリー高で全米区へ上り詰め、2003年のNBAドラフト全体1位指名でクリーブランド・キャバリアーズ入りした。 プロ入り7年間で優勝を果たせず、2010年にマイアミ・ヒートへ移籍したが、14年にキャバリアーズへ復帰して16年にはフランチャイズ初のリーグ優勝を達成。現在はレイカーズの一員だが、計11シーズンを過ごしたキャバリアーズのレジェンドであることに変わりはない。 ジェームズは2020年12月にアクロンのタンジェ・エンターテインメント・コンプレックスを購入しており、ウェッブ記者によれば、2023年に「レブロン・ジェームズ博物館」をオープンさせる予定。正式な開館日は未定だが、レストラン、バー、ショップも入り、展示品の詳細についてスポンサーの『Upper Deck Sports』と共同で検討しているという。 ほかにも、ジェームズの33cmのシューズを履いて歩けるコーナーや、スプリングヒルのアパートで育った頃の特集のほか、セント・ビンセント=セント・メアリー高時代にもスポットライトが当てられるようだ。 「レブロン・ジェームズ・ファミリー財団」の常務理事を務めるミケーレ・キャンベル氏は、ついに構想が実現することに対して、「この博物館は誰にとっても楽しめるものになるでしょう」と語っている。