右肘の内側側副靭帯を断裂し、昨年末から欠場が続いているロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージがこのまま残り試合を欠場する可能性があるという。『Bleacher Report』のジェイク・フィッシャー記者は、「ジョージの欠場当時は3~4週間後に再検査すると発表していたが、今チームは今季戻ってこない可能性を鑑みて動いている」と報じている。 ジョージは日本時間12月7日(現地6日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で肘を負傷。その後5試合を欠場して21日(同20日)のサンアントニオ・スパーズ戦で復帰していたが、痛みを感じていたという。再度検査した結果、靭帯断裂が判明した。 クリッパーズ在籍3年目を迎えていた31歳のジョージは、欠場するまで26試合に出場して平均24.7点、7.1リバウンド、5.5アシストを記録していた。 なお、先週には欠場中のカワイ・レナードが今季中に復帰できる可能性があると報じられていたが、ジョージの離脱で現在21勝21敗でウェスト8位につけるクリッパーズのプレイオフ進出に黄信号が灯ってしまったと見る識者も少なくない。そのため、『NBC Sports』のダン・フェルドマン記者は「このようなシーズンで健康のリスクを冒す必要があるのか?」と今季中のレナード復帰の可能性も低くなったのではと推測している。