NBAでは日本時間12月16日(現地15日)から昨オフに獲得した選手のトレードが可能になり、移籍に関する噂が増えている。そんななかロサンゼルス・レイカーズもロスターの強化を狙っている1チームだという。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、レイカーズがベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)を狙っていると報じた。 開幕前に移籍を要求して今季まだ出場のないシモンズだが、シャラニア記者によればレイカーズ以外にもニューヨーク・ニックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、サクラメント・キングス、インディアナ・ペイサーズ、クリーブランド・キャバリアーズが獲得に興味を示してるようだ。 レイカーズがシモンズ獲得に動くとなれば、金銭面が大きな問題となる。今季年俸3300万ドルのシモンズを迎え入れるには、レイカーズはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックのいずれかをトレードに含めることが必要になる。そのため、現状はトレードの実現は難しいというのが大方の予想だ。 なお、シャラニア記者はシモンズ以外では、デトロイト・ピストンズのジェレミー・グラントがレイカーズのターゲットであるとも報道。グラントの場合年俸は2000万ドルで、テイレン・ホートン・タッカー、ケンドリック・ナン、そしてミニマム契約選手を1人差し出すことでサラリー的にはマッチする。金銭面だけ考えれば、レイカーズにとってはグラントはより現実的な候補だと言えるだろう。 来年2月11日(同10日)のトレード期限までこれから移籍関連の噂が多くなるが、実際にレイカーズは動きを見せるのだろうか。