日本時間11月15日(現地14日)、ポートランド・トレイルブレイザーズは敵地ボール・アリーナで行なわれたデンバー・ナゲッツ戦に、95-124で大敗した。腹部の痛みを理由にデイミアン・リラードが欠場していたとはいえ、終始2桁リードを奪われる一方的な展開にチャンシー・ビラップスHC(ヘッドコーチ)は苛立ちを隠せなかった。 「戦う気持ちが整っていなかった」と振り返ったビラップスHCは、とりわけ4-18、13-30というビハインドを負った第1クォーターのパフォーマンスを非難。さらに、ローテーションの変更も示唆している。 「もしこんなプレイを続けていたら……何かがうまくいっていないと言わざるを得ないだろう。何かを変えてみるということを考えなければならないね」 『The Athletic』のジェイソン・クイック記者は、ロバート・コビントンに代わってラリー・ナンスJr.を先発させる案を提案している。また、安定感に欠けるユスフ・ヌルキッチの出番を減らし、コディ・ゼラーの出場機会を増やすべきとの声もある。 なお、今回圧勝したナゲッツとて、ジャマール・マレー、マイケル・ポーターJr.と主力2人を欠いていた。ブレイザーズはリラードさえ戻ってくれば万事解決とはいかないだろうし、既存戦力でも戦えるところを示す必要がある。ビラップスHCの腕の見せ所と言えるだろう。