ゴールデンステイト・ウォリアーズは、今季ここまで11勝1敗でリーグ最高勝率をマークしている。その中心にいるのは、間違いなく不動のエースに君臨するステフィン・カリーだ。大学時代の恩師は、衰え知らずのシューターが44歳までプレイできると見解を述べている。 左手骨折で2019-20シーズンをほぼ棒に振ったカリーは、昨季に平均32.0得点を挙げて自身2度目の得点王を獲得。今季もここまでリーグ2位の平均28.4得点をマークするとともに、通算3ポイント成功数のNBA記録更新まであと「78」に迫っている。 『NBC Sports Bayarea』のエリヤウ・ミッチェル記者は、カリーが所属していたデイビッドソン大のボブ・マキロップ・コーチを直撃。NBA13年目、33歳にして“最高の自分”を更新し続ける教え子についてこのように話している。 「彼は幼い子供のように跳ね回る。彼ができることは無限なんだ。だから、私は彼のプレイに関して予測・推測はしない」 カリーはウォリアーズと2025-26シーズンまで契約を結んでおり、現行契約が満了する時点で38歳となっている。それでもマキロップ・コーチは40歳を過ぎてなお現役を続けていても不思議はないと話す。 「彼は33歳で日々良くなっていて、それをパフォーマンスで証明している。その若々しいエネルギー、インスピレーションは並外れている。ホワイトハウスは彼のようなリーダーを必要としているよね。彼は40歳になってもまだNBAにいるかもしれない。だから2032年(44歳)までと言っておこう」 今季ウォリアーズを再び優勝に導くことになれば、“カリー評”はさらに上がることになりそうだ。