NBAパワーランキング、復調気味のレイカーズが3位「シーズンが進むにつれて健康で、良くなるはず」

NBAの2021-22シーズンは第4週に突入。『NBA.com』のジョン・シューマン記者は最新パワーランキング内で、東西の計4チームにスポットライトを当てている。 今季成績(勝敗)のほか、得失点差、スケジュール、相手のシュート成功率など、総合的に踏まえて1位に据えられたのはゴールデンステイト・ウォリアーズだ。いまだクレイ・トンプソンが不在のなか、エースのステフィン・カリーが力強くチームを牽引し、開幕11試合は10勝1敗とリーグ最高の成績を残した。寸評では、「ウォリアーズは素晴らしく、最終的にクレイ・トンプソンも戻る予定だ。おそらく(2015-16シーズンに続いて)再びシーズン73勝することはないだろう」と記されている。 2位は、イーストの首位争いをするブルックリン・ネッツ。カイリー・アービングが新型コロナウイルスのワクチン未接種問題で不在、ジェームズ・ハーデンがスランプのなかで、ケビン・デュラントが奮闘している。シューマン記者は、「ジェームズ・ハーデンが本来のリズムを掴めば、攻撃(オフェンスレーティング21位)はさらに良くなるだろう。ラマーカス・オルドリッジはミドルレンジからなんと成功率72%だ!」と、今後のさらなる加速を予測している。 今季常に賛否両論に直面しているロサンゼルス・レイカーズが3位となった。レブロン・ジェームズが腹部の痛みで途中離脱、ラッセル・ウェストブルックがアジャストに苦しむなか、アンソニー・デイビスを中心に日本時間11月9日(現地8日)のシャーロット・ホーネッツ戦、11月11日(同10日)のマイアミ・ヒート戦と2試合連続オーバータイムの末に勝利した。「シーズンが進むにつれて健康で、良くなるはず。ホームでヘビーなスケジュールをこなしている」と、勝敗面以外の要素も加味されている。 4位に入ったのが、ここまで7勝4敗のダラス・マーベリックスだ。クリスタプス・ポルジンギスの一時離脱はあったが、ルカ・ドンチッチ、ティム・ハーダウェイJr.、スーパーサブのジェイレン・ブランソンが存在感を示している。勝利した試合では平均7.0リード、敗戦した試合では平均20.5点ビハインドと対照的な結果となっている。

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