NBAの2021-22シーズンは第3週に突入。『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者は、毎年恒例となっている“MVP査定”第2回版を発表し、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントがトップに立った。 デュラントは前回の3位から1位へ浮上。日本時間11月6日(現地5日)に行われた敵地でのデトロイト・ピストンズ戦でも29得点、10リバウンド、5アシストで96-90の勝利に導き、ネッツ史上、リチャード・ジェファーソン、カイリー・アービングに次いで3人目となる開幕8試合連続で20得点以上をマークした。 また、今季のネッツはディフェンスレーディングでリーグ7位(102.8)と高成績を残しており、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)も「彼は守備面でも素晴らしかった。それに誇りを持っていて、模範を示してくれている。今年、彼のディフェンスは本当に良い」と称賛。カイリー・アービング不在の中で奮闘するデュラント本人は、「どのセットが機能したか確認するだけ。その意味を理解するには、試合をこなす必要がある。レギュラーシーズンはプレイオフの準備がすべて。時間をかけ続ける必要がある」と語っている。 2位はゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。直近3試合はチームが勝利した中で、20得点(フィールドゴール7/16)、15得点(フィールドゴール6/15)、19得点(フィールドゴール5/15)とややシュートタッチに苦しみ、2位据え置きとなった。それでも、現在継続中の記録では最長となる133試合連続3ポイント成功中だ。 前回ランク外から、マイアミ・ヒートのジミー・バトラーが3位に登場。イーストの週間MVPで、今季は平均24.4得点、6.5リバウンド、5.1アシスト、2.6スティール、フィールドゴール成功率50.4%の好成績を残している。 メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが4位キープのなか、平均27.0得点、6.1リバウンド、3.6アシストを記録しているシカゴ・ブルズのデマー・デローザンがランク外から5位に浮上した。 そのほか、6位にユタ・ジャズのルディ・ゴベア、7位にダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ、8位にロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビス、9位にミルウォキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、10位にデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチと続いている。