初勝利牽引のデュラントはアービング不在を悲観せず「もともと予定になかったことだが、アジャストは良いこと」

ブルックリン・ネッツは日本時間10月23日(現地22日)、フィラデルフィア・76ers(以下、シクサーズ)を114-109で下し、2戦目で今季初勝利を挙げた。エースのケビン・デュラントはトリプルダブルを達成し、チームを勝利に導いた。 新型コロナウイルスのワクチン未接種問題でカイリー・アービングを欠くネッツは、開幕戦で昨季王者ミルウォーキー・バックス相手に104-127と完敗。続くシクサーズ戦も、最大14点差をつけられる苦しい展開を余儀なくされた。それでも、第4クォーターにデュラントとジェームズ・ハーデンを中心に猛攻を見せ、大逆転勝利を飾った。 デュラントが29得点、15リバウンド、12アシスト、ハーデンが20得点、7リバウンド、8アシストを記録したほか、現役復帰したラマーカス・オルドリッジが23得点、5リバウンド、パティ・ミルズが11得点、ポール・ミルサップが7得点、4リバウンドと新戦力がベンチから効果的な活躍を披露した。 『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者によれば、指揮を執るスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は試合後、「彼ら(デュラントとハーデン)は新しいチームメイトを頼もしく思っているだろう。しかし、リズムやコンビネーションを確立するには時間がかかる。それに、我々は大きなピース(アービング)を失った」と語ったという。 ネッツはアービングがワクチン接種を拒む姿勢を見せ、試合出場どころか、チーム練習にも参加していない。本来であればデュラント、ハーデン、アービングのビッグ3が中心となるはずだっただけに、想定外と言わざるを得ないが、デュラントは現状を悲観せず、前を見据えている。 「これ(アービングなしでの戦い)はもともと予定になかったことだが、アジャストするのは俺たちにとって良いことだ。大きな役割を期待されていなかった選手が、その役割を担うのは意味があることだし、それが今、俺たちが置かれている状況だ」 「俺とジェームズ(ハーデン)にとっては、ゲームごとにやることが異なるかもしれない。でも、それはすべて良いことだ。俺たちチーム全体がステップアップするのを助けるだろう」 10月下旬はシャーロット・ホーネッツ、ワシントン・ウィザーズ、マイアミ・ヒート、インディアナ・ペイサーズ、デトロイト・ピストンズとの対戦が続くなか、ネッツはアービング不在の形を見つけられるだろうか。

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