レイカーズのデイビスとハワードが試合中に口論 もみ合いに発展も問題なしを強調「もう済んだこと」

ロサンゼルス・レイカーズは日本時間10月23日(現地22日)に行われたフェニックス・サンズ戦に105-115で敗れ、開幕2連敗スタートとなった。試合中、アンソニー・デイビスとドワイト・ハワードが口論となる場面があったが、2人は問題ないことを主張している。 開幕戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたレイカーズは、2戦目で昨季NBAファイナルに進出したサンズと対戦。第1クォーターこそ26-23とリードしたが、第2クォーターであっさり逆転され、最大32点差をつけられた。チーム全体のフィールドゴール成功率39.5%、被ペイント内得点52、ターンオーバー16回とスタッツからもまだ本調子でないことが窺える。 この試合、チーム2位の22得点、14リバウンドを稼いだデイビスは、9分間の出場で無得点、3リバウンドに終わったハワードとひと悶着があった。第2クォーター残り3分13秒、タイムアウトとなった場面で、ベンチに座ったハワードに対して、デイビスが立ったまま言葉を投げかけて詰め寄る。ハワードが立ち上がり、何か言い返す素振りを見せた瞬間、もみ合いとなり、マリーク・モンク、ラジョン・ロンド、エイブリー・ブラッドリーが割って入り、なんとか事なきを得た。 『NBA.com』のマーク・メディーナ記者によれば、当事者のデイビスとハワードもあくまで勝利を追い求めたうえでのことだと問題視していないという。 28歳のデイビスは、「俺たちはコンペティターで、単に試合に勝ちたいだけ。もう済んだことだ」とコメント。一方、35歳のハワードも「俺たちはプレイに関して腹を立てた。2人の間に意見の相違があって、その事態となった。ただ、俺たちも大人だから、物事を理解しようとしている。問題ない。俺とADの問題にしたり、チームの問題にしようとしないでほしい」と語り、確執に発展させるような観点に釘を刺している。 レイカーズとしてはまずは今季初勝利を挙げ、嫌な雰囲気を払拭したいところだ。

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