名手レジー・ミラーが“アービング問題”に揺れるネッツに期待「カイリーがいなくても優勝の本命」

ブルックリン・ネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンのビッグ3を中心に、ブレイク・グリフィン、ラマーカス・オリドリッジ、ポール・ミルサップ、パティ・ミルズと実力者を揃え、優勝候補の一角と見られていた。開幕目前にして、アービングが新型コロナウイルスのワクチン未接種問題でいまだにチームに合流できず、ホームゲーム欠場の可能性も囁かれるなかで、殿堂入り選手のレジー・ミラーは、“本命評価”を貫いている。 デュラント、アービング、ハーデンを中心とした破壊力は昨季で実証済み。さらに、現役引退を表明していたオルドリッジが復帰を果たし、経験豊富なミルサップとミルズも無制限FA(フリーエージェント)で補強した。 戦力的にはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドらオールスター経験者を擁するロサンゼルス・レイカーズに匹敵。戦前の予想でも、優勝候補の一角とされていたが、チームはアービングのワクチン未接種問題に揺れている。 それでも、現役時代に名シューターとして鳴らし、引退後は解説者を務めるミラーは、『NBA.com』のマーク・メディーナ記者による「アービングの起用が制限されても、ネッツはNBAタイトルの本命?」という質問に自らの見解を述べている。 「間違いなく彼らはベストチームだった。カイリーが戻ってきて半分しかプレイできない場合、トレードされる場合もあるだろう。今でも私の中では本命だ。彼らは4勝2敗でシリーズを勝つだろう。この見解は、ケビン・デュラントとジェームズ・ハーデンの健康が前提のものだ。2人が健康なら、カイリーがいなくでもまだ本命だ。スティーブ・ナッシュはポール・ミルサップを加え、ラマーカス・オリドリッジとブレイク・グリフィンもいて、多くの武器を持っている。彼らはロッカールームでポジティブな存在感がある」 「ミルサップ、グリフィン、オルドリッジに評価を与える必要がある。パティ・ミルズはインスタントスコアラーで、大きな補強だった。ほかの選手が健康なら、カイリーがいなくても優勝の本命という私の考えを変える唯一の要素があるとすれば、デュラントに有事が起こった場合だ。ハーデンになにかが起こっても、デュラントがいればまだチャンスは残る」 ミラーの意見には元ヘッドコーチのスタン・バン・ガンディも全面同意している。 「カイリーは素晴らしい選手だが、彼はチームで3番目の選手。ネッツはベスト2の一角を失ったわけではない。昨季、ビッグ3が揃ったことはほぼなかったが、そのうち2人がいたから大丈夫だった。長期離脱やプレイオフで誰かが欠ける場合は、また状況が変わるけどね」 アービングを欠くことになるのか、それとも本来の戦力でシーズンを戦えるのか、ネッツの今後には引き続き熱視線が注がれていきそうだ。

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