今夏、ミネソタ・ティンバーウルブズに移籍したパトリック・ベバリーは、勝気な司令塔として知られる。コート上ではタフなディフェンスとともに、トラッシュトークでも存在感を発揮。そんな彼の有名な発言が、ロサンゼルス・クリッパーズに在籍していた2019年10月にゴールデンステイト・ウォリアーズとの対戦でステフィン・カリーに浴びせた「これまでの5年はお前のものだったけど、今後5年は俺のもの」という一言だ。 これは2人が10代の頃からの知り合いで、バスケキャンプではルームメイトにもなったことがあるという関係性があってのもの。カリーも直後に「お前、31歳だろ?」と返したと伝えられていた。しかし、リーグを代表する選手のカリーに対する言葉としてインパクトが強かったせいか、当時かなりセンセーショナルに報じられてしまったのだった。 あれから約2年、ベバリーはこの発言に関して自身のツイッターで「こんなこと言ってない」と否定した。 「落ち着いてくれよ。こんなこと言っていない。ネットの情報ばかり信じないでくれよ。まあ(デマのやりとりは)間違いなく面白いけどね」 ベバリーのツイートは、当時の発言を揶揄するようなツイートを引用RTして投稿されていた。今でもこの話題をネタにされるのに辟易しつつも、どこか楽しんでいる部分があるのかもしれない。