ニューオーリンズ・ペリカンズが制限付きFAだったジョシュ・ハートを3年3800万ドルで残留させたと、『ESPN』が報じている。 26歳のハートは、アンソニー・デイビスが絡んだトレードで2年前にロサンゼルス・レイカーズからペリカンズへ移籍。196cmと小柄ながらリバウンドに強く、昨季はキャリアハイとなる平均8.0本を記録した。さらに3月の古巣レイカーズ戦では、リーグがスティールとブロックをカウントするようになった1973-74シーズン以降では初めてとなる、ベンチからの出場で15リバウンド、5アシスト、5スティールという偉業を成し遂げている。 シーズン終盤に右手親指を負傷して25試合を欠場したものの、キャリア4年目の昨季は47試合で平均9.2点、8.0リバウンド、2.3アシストを記録した。 ペリカンズは昨季の主力だったロンゾ・ボール(シカゴ・ブルズ)、エリック・ブレッドソー(ロサンゼルス・クリッパーズ)を放出しており、ハートや新加入のデボンテ・グラハム、トーマス・サトランスキー、若手のニキール・アレクサンダー・ウォーカーらでバックコートを回していくことになりそうだ。