ロサンゼルス・レイカーズのカーメロ・アンソニーが、新天地での意気込みや新たにチームメイトとなった親友レブロン・ジェームズとの共闘について語った。『Yahoo Sports』のブロデリック・ターナー記者がレポートしている。 レイカーズには37歳のアンソニーだけでなく、同じく新加入のドワイト・ハワード(35歳)やトレバー・アリーザ(36歳)、マルク・ガソル(36歳)、ジェームズ(36歳)と高齢の選手が多い。現在ロスターにいる12人のうち8人が30歳以上で、しかも8人のうち6人が今夏加わった選手なのだ。しかしアンソニーは「全然気にしていない」と断言する。年齢を重ねて得た経験が武器になっていると考えているようだ。 「我々はキャリアを通して、自分の身体をケアする重要性を理解している。心身ともに大切にするということ。それには経験が物を言う。自分は人が年齢について話すのが好きだ。その方が面白い話ができるだろうし。でも忘れてはいけないのが、結局大事なのはバスケットボールのこと。プレイの仕方を知らなきゃいけない。そのためには経験を積む必要がある。それこそが自分たちの持ち味になっている。才能や技術だけでなく、経験もね」 また、2003年のドラフト同期であるジェームズとついにNBAでチームメイトとなったことについて、「タイミングがすべてだった」と語る。 「何年も前からこのことについて話していた。アメリカ代表では一緒にプレイした経験こそあるけど、今回の状況とはまったく異なる。でも、今この瞬間にすべてが自分たちにとって丸く収まると思った。これ以上ない良いタイミングだと思う」 新天地ではベンチからの出場が濃厚とされているが、昨季まで所属していたポートランド・トレイルブレイザーズでも69試合のうち3試合しか先発していない。そんななか、平均13.4点、3ポイント成功率40.9%をマークして、控えでも活躍できることを示している。そして何より、新天地で最も重視するのは優勝だ。 「自分はタイトルを持っていない。これこそが自分をやる気にさせてくれるものなんだ。優勝を経験したい。チームと一緒に優勝するシーズンの浮き沈みを経験したいんだ。うまくいかないときにどうやって団結するのか。逆境に立たされた時にどうやって強固に団結するのか。どうやってお互いの背中を押し合うのか。どうやってお互いをサポートしていくのかをね。僕たちには才能があるけど、それをすべてまとめなければいけない。そのためには、共通の目標を持つ必要がある。優勝だ。それこそが究極の目標であることは間違いない」