アトランタ・ホークスは日本時間8月7日(現地6日)、4年目を迎えるトレイ・ヤングと2022-23シーズンからスタートする契約延長にサインしたことを正式発表した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、5年で総額は最大2億700万ドル(約228億2000万円)になるという。 2018年のドラフト全体5位指名でNBA入りしたヤングは、2年目の2019-20シーズンにリーグ4位の平均29.4得点、同2位の9.3アシストを記録してオールスターに初出場。20-21シーズンも平均25.3得点、リーグ2位の9.4アシストを挙げ、4年ぶりのプレイオフ進出に貢献した。 今年1月30日(同29日)のワシントン・ウィザーズ戦で史上最速となる159試合で通算3ポイント成功数400本に到達するなど、シュート力とパスセンスを備えるヤング。そんな22歳のエースに対し、来たる2021-22シーズンにオールNBAに選出された場合はマックス額となる2億700万ドル、それ以外の場合は1億7000万ドル(約195億円)となる5年の契約延長を結んだ。 ホークスのバスケットボール運営部門代表兼GMを務めるトラビス・シュレンク氏は、公式サイトを通じて「今日はホークスとアトランタの街にとって素晴らしい日だ。トレイは特別な選手で、初日からコミュニティのリーダーになることを受け入れた。アトランタにチャンピオンシップをもたらすという目標に取り組むなかで、彼と長期契約を結べて嬉しい」とコメントしている。 東京五輪のアメリカ代表メンバー入りは逃したが、ヤングは着実にスターダムを駆け上がっている。