ベテラン最低保証額でフィラデルフィア・76ersと1年契約で合意したと報じられているアンドレ・ドラモンドが、新天地の大黒柱ジョエル・エンビードとの過去の言い合いについて言及した。 ドラモンドがデトロイト・ピストンズに在籍していた当時は何度となくエンビードとマッチアップしており、2017年から翌年にかけては「ヤツはシュートが打てない」(エンビード)、「連戦で試合に出られない選手を相手にしても仕方ない」(ドラモンド)と、コート内外で舌戦を繰り広げたことがあったのだ。 そうした過去もあったためドラモンドの76ers入りに驚く声もあったのだが、ドラモンドは「あれは自分にとって本物のビーフ(言い合い)じゃなかった」とコメントしている。 「バスケットボールのゲームでは白熱することもある。我々はともに負けず嫌いだ。だけどそれ以上のことはない。お互いに不満や悪意があるとは思えない。ゲームの一部だったんだ。そして今では同じチームにいる。(過去の言い合いは)別に悩むようなことじゃない」 さらに、「ずっとドック(リバースHC)のためにプレイしたかった」と明かしたドラモンドは、「チームにとてもフィットすると思う」と新天地での活躍に自信をのぞかせている。新たな相棒エンビードとともに、チームに1983年以来となる優勝をもたらすことができるか。