マブズがカワイ・レナード獲りへ 若き大黒柱ルカ・ドンチッチとの強力デュオ結成を画策

ダラス・マーベリックスは、若きスターのルカ・ドンチッチを中心に2年連続でプレイオフ進出を果たしたが、今季も1回戦の壁は突破できなかった。エースの頼れる相棒探しが急務となるなか、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナード獲得を目指すという。 マーベリックスはドンチッチ入団2年目の2019-20シーズンに4年ぶりの勝率5割以上を記録するとともに、プレイオフに進出。2000年代にウェスタン・カンファレンスの上位常連だった強豪復活を印象づけた。 ドンチッチは今季も平均27.7得点、8.0リバウンド、8.6アシストをマークし、クリスタプス・ポルジンギスが平均20.1得点と続いたが、プレイオフ1回戦でクリッパーズにシリーズ3勝4敗で敗れた。ポルジンギスは右ひざや手首に故障を抱え、“第2の男”としては健康状態の不安が拭えないため、ドンチッチに次ぐスター獲得がオフの補強ポイントと言われている。 そのなかで、『The Ringer』のケビン・オコナー記者が候補として挙げたのが、クリッパーズのレナードだ。レナードはユタ・ジャズとのカンファレンス準決勝第4戦で右ひざを負傷し、それ以降は戦列離脱。チームもカンファレンス決勝でフェニックス・サンズに敗れた。今オフはプレイヤーオプション(3600万ドル/約40億円)を保有しており、来季クリッパーズに残留するかはまだ不透明となっている。 「ダラス・マーベリックスとマイアミ・ヒートは、今後数週間で優勝2回を誇るレナード獲得を目指す。ほかにも、ニューヨーク・ニックスが動き出すと噂されている。ルカ・ドンチッチは、レナードがマーベリックスに移籍する重要なファクターになる可能性があると多くの人々が信じており、レナードは元ナイキ社のニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)とも良好な関係を築いている」 ドンチッチ&レナードの強力デュオが誕生するとなれば、マーベリックスは優勝候補の一角に名乗りを上げても不思議はないだろう。

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