エース負傷で暗雲立ち込めるバックス、期待される“ラストピース”ホリデーの奮起【7/2(金)午前9時30分 ホークス対バックス】

イースタン・カンファレンス決勝第4戦、第3クォーター残り7分14秒にミルウォーキー・バックスの一同が凍りついた。 攻守における大黒柱のヤニス・アデトクンボが、アトランタ・ホークスが仕掛けたアリウープを阻止しようとジャンプした際、着地で左膝を捻り負傷退場。その後行われた検査の結果では靭帯に損傷は見られなかったが、状態は「Doubtful」と発表されて第5戦の欠場が濃厚となった。 1970-71シーズン以来のNBA制覇へ向けて暗雲が漂うなか、シリーズ成績2勝2敗で迎える第5戦では司令塔ドリュー・ホリデーの奮起に期待がかかる。過去2シーズン優勝候補として挙げられながらもファイナル進出が叶わなかったバックスだが、ホリデーはその壁を乗り越えるための「ラストピース」として今季より迎え入れられた。 エースのアデトクンボ、セカンドスコアラーのクリス・ミドルトンの影に隠れ、過小評価されがちだが、2013年にオールスター出場、今季も含めればオールディフェンシブチームに3度(2018年、2019年、2021年)選出されるなど、その実力は折り紙付き。今季は7アシスト以上記録した試合で23勝9敗(.718)、ダブルダブルを達成すれば12勝3敗(.800)と、自らの活躍がチームの成功につながっており、得点とプレイメイクの両面で存在感を発揮できれば、バックス勝利の可能性は高まるはずだ。 獲得のために将来のドラフト1巡目指名権2つと指名権の交換権を2つ手放すなど大枚をはたいたチームとしても、ここぞという場面での活躍を期待していただけに、ホリデーは自身にそれだけの価値があったことを証明したい。 現地メディアからは、アデトクンボの怪我で「このシリーズは決した」と厳しい声が散見される。「毎試合、最後の試合と思ってプレイしなければならない」と気を引き締めるホリデーは、これらの予想を覆すことがができるか。 バックスとホークスのイースタン・カンファレンス決勝第5戦は、日本時間7月2日(現地1日)にバックスの本拠地ファイサーブ・フォーラムで開催される。 ■アトランタ・ホークス対ミルウォーキー・バックス 日時:日本時間7月2日(金)午前9時30分 会場:ファイサーブ・フォーラム 解説:中原雄 / 実況:永田実

サンズのクリス・ポールがプレイオフ自己最多の41得点 後半だけで31得点を記録

左膝を負傷したバックスのヤニス・アデトクンボ、靭帯に損傷はなかったと現地メディアがレポート

「僕らはプロ」トレイ・ヤングの代役を務めたルー・ウィリアムズ、プレイオフ自身初の先発起用で躍動

■頂点に立つのはどのチームか。「NBA Rakuten」でプレイオフを見届けよう!

関連タグ

チーム

  • バックス
  • ホークス

選手

  • Jrue Holiday

キーワード

  • ニュース全般
  • NBAプレイオフ
人気記事
    1. NBA Rakuten トップ
    2. ニュース
    3. エース負傷で暗雲立ち込めるバックス、期待される“ラストピース”ホリデーの奮起【7/2(金)午前9時30分 ホークス対バックス】