日本時間6月18日(現地17日)、ウィルソンがリーグ創設75周年にあたる2021-22シーズンからNBAで使用するオフィシャルボールを公開した。ウィルソンのボールは、現在リーグで使われているスポルディング製のものと同じ材料が使われており、8パネルの構造も変わらないという。 これまでNBAでは1983年以来、スポルディングがオフィシャルボールを提供していたが、昨年5月14日(同13日)にウィルソンとNBAが複数年のグローバルパートナーシップを結んだことを発表していた。 ウィルソンのゼネラルマネージャーを務めるケビン・マーフィー氏は、「ウィルソンは、まず高性能のゲームボールでリーグと選手をサポートすることに焦点を当て、次に世界中のあらゆるレベルのファン、コーチ、選手にリーチして、我々のバスケットボールファミリーを広げていきます」とコメントしている。 ウィルソンのNBA公式ゲームボールは、6月末に開催予定の「NBAドラフトコンバイン2021」でオンコートデビューする予定。また、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングとデンバー・ナゲッツのジャマール・マレーが公式アドバイザリースタッフに就任し、バスケットボール関連アイテムのテスト、フィードバック、コラボレーションを行なうという。 現在NCAAトーナメントの公式試合球を提供しているウィルソンは、1946年から36シーズンにわたりNBA初の公式試合球を提供していた実績がある。