負けられない一戦で退場したナゲッツのニコラ・ヨキッチ、「リズムを変えたかった」と問題のハードファウルを釈明

日本時間6月14日(現地13日)、デンバー・ナゲッツはフェニックス・サンズとのカンファレンス準決勝第4戦を戦い、118-125で敗戦。シリーズ4敗目を喫し、でプレイオフ敗退となった。 試合のターニングポイントになったのは、ナゲッツの大黒柱ニコラ・ヨキッチの退場だった。ナゲッツが8点差を追いかけていた第3クォーター残り3分52秒の場面、ヨキッチはサンズのキャメロン・ペインが持っていたボールのスティールを背後から狙う。しかし、大きく振りかぶった右手はペインの顔に当たり、フレグラントファウル2で一発退場となった。 負けられない一戦で最後はコートに立つことはできなかったヨキッチは、試合後の会見でファウルは意図的だったが相手を傷つけるつもりはなかったと釈明した。『ESPN』のロイス・ヤング記者が報じている。 「試合のリズムを変えたかった。チームにエナジーをもたらしたいと思っていたんだ。笛の吹かれ方を変えられるかもと思って、ハードファウルをした。彼(ペイン)に当たったかは分からなかったけど、彼に怪我をさせたいとか、頭を意図的に狙ったわけではなかったから、謝罪したんだ」 退場するまでの28分で22得点、11リバウンド、4アシストと活躍していたヨキッチは、「やるべきではなかった。しかし、もう変えることはできない。こういったことは起きるんだと」と自身の行動を反省。マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「悪意のあるファウルではなかったと思う。フラストレーションによるファウルだった。それまでのプレイで彼はファウルを取ってもらえなかったからね。他の選手もよくやることだよ」と、今季シーズンMVPに輝く活躍でチームを牽引したエースを擁護している。 昨季プレイしたカンファレンス決勝には届かず、シーズンを終えたナゲッツ。今季はジャマール・マレーを怪我で失うタフなシーズンだったが、この悔しさを糧に来季はさらなる飛躍を狙う。

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