ポートランド・トレイルブレイザーズは、日本時間6月2日(現地1日)に行われたデンバー・ナゲッツとのプレイオフ1回戦第5戦に140-147で敗れた。シリーズ2勝3敗となり、これ以上負けられない状況だが、チームの大黒柱であるデイミアン・リラードは第6戦で逆王手をかけると宣言した。 リラードは試合終了後にあった、敵地ボール・アリーナのナゲッツファンとのやり取りについて、試合後の記者会見で言及。ブレイザーズ公式サイトのケイシー・ホルダール記者が伝えている。 「2人のファンに『さよなら』と言われたから、『また僕らに会うことになるよ』と伝えたんだ。『第7戦で会おう』ってね」 2度の延長戦にもつれた第5戦でリラードは、プレイオフ新記録となる12本の3ポイントを沈めて、55得点、6リバウンド、10アシストと爆発。第4クォーター終了間際と1度目の延長終了間際に3ポイントをねじ込んだが、惜しくも勝利には届かなかった。それでもリラードにシリーズ突破を諦める気は毛頭ない。 「現時点で重要なのは、もう負けられないということ。勝利のためにプレイしたが、わずかに届かなかった。ホームでは勝利が絶対だ。そして再びここに戻ってきて、彼らのコートで勝利を掴む。それだけだ」 ブレイザーズの本拠地モダ・センターで行われるシリーズ第6戦は、4日(同3日)に開催される。負けられない大一番で、リーグ最高峰の勝負強さを誇るリラードがどのようなパフォーマンスを披露するのか注目だ。