【6/1(火)午前8時 76ers対ウィザーズ】崖っぷちのウィザーズ、八村塁は救世主になれるか

日本時間6月1日(現地5月31日)、キャピタル・ワン・アリーナで八村塁が所属するイースト8位のワシントン・ウィザーズ(34勝38敗)と同1位のフィラデルフィア・76ers(49勝23敗)によるプレイオフ第1回戦第4戦が行われる。第3戦はラッセル・ウェストブルックが右足首の怪我をおして出場し、チーム最多の26得点、12リバウンド、10アシストのトリプルダブル、ブラッドリー・ビールもそれに次ぐ25得点を記録したが、序盤から76ers(以下シクサーズ)に突き放され、103-132で大敗。シリーズ3連敗となった。 負ければシーズン終了となるウィザーズだが、ウェストブルックは「ホームで戦えるアドバンテージを活かしてコート上に全てを出し切りたい。一夜で4勝することはできないから、一試合ずつ戦っていく」とコメント。ビールも「自分たちの最大の目標はまず1勝すること。それが一番大事だ」と地元のファンに向けて一戦必勝を誓っている。 ウィザーズが勝つためには、直近2戦で不振に陥っているオフェンスがカギだ。接戦を演じた第1戦では118得点、FG成功率55.7%、3ポイント成功率40%と高確率でシュートを決めていたが、その後の2試合は平均99得点、FG成功率39.9%、3ポイント成功率17.5%と、今季リーグ3位の平均得点を挙げたオフェンスが低迷している。自慢の得点力で流れを掴むためにも、シュートの確率を上げていきたい。 そんななかで期待したいのが、初めてのプレイオフで思うようなインパクトを残せていない八村だ。シリーズ3試合全てで2桁得点を記録するなど、平均11得点、5.7リバウンド、FG成功率59.1%、3ポイント成功率も83.3%(5/6)と安定感はあるが、シュートの平均試投数はセカンドユニットのイシュ・スミス(10本)よりも少ないチーム4位タイの7.3本。ガード主体のチームということもあり、本数が少ないのは必ずしも八村の責任ではないが、シュートタッチが良いだけに自らボールを要求するようなアグレッシブさを見せたいところ。スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)も「良い感じで外からのシュートを決めている。経験を積めばさらに3ポイントシュートの本数も増えてくると思うし、オフェンスが良くなるには彼のシュート力が不可欠」と八村を巻き返しのキーマンとして挙げている。ストレッチ4としての役割を期待される八村のアウトサイドシュートが爆発すれば、勝利への突破口となるだろう。 最大1万人の収容が許可されたキャピタル・ワン・アリーナのファンに、是が非でも1勝を届けたいウィザーズ。あとのない状況で、八村はチームを救うパフォーマンスを見せられるか。


■フィラデルフィア・76ers対ワシントン・ウィザーズ 日時:日本時間6月1日(火)午前8時 会場:キャピタル・ワン・アリーナ 解説:中原雄 / 実況:加藤暁

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