シリーズ4連敗で1回戦敗退のヒート、大黒柱ジミー・バトラーが来季の挽回を約束「もっと良くなってみせる」

マイアミ・ヒートは日本時間5月30日、ミルウォーキー・バックスとのプレイオフ1回戦第4戦で103-120と敗れ、スウィープ負け(4連敗)で今シーズンが終了した。エースのジミー・バトラーは悔しさを滲ませつつ、来シーズンの巻き返しを誓っている。『ESPN』のケビン・アルノヴィッツ記者が伝えた。 ヒートは昨季カンファレンス決勝でも激突したバックス相手にオーバータイムの末にシリーズ第1戦を落とし、その後2試合も大差をつけられて連敗。3連敗と崖っぷちで第4戦を迎えた。 前半こそリードを奪うも、後半バックスの猛攻に遭って逆転負け。昨季NBAファイナルに進出したヒートは、まさかの4連敗を喫してプレイオフ1回戦で姿を消した。 エースのバトラーは12得点、10リバウンド、10アシストとトリプルダブルを達成するも、バックスの大黒柱であるヤニス・アデトクンボにフィールドゴール4/15と封じ込められ、シリーズ平均でもフィールドゴール成功率31.5%、3ポイント成功率18.1%と苦しんだ。 バックスのマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は、「ジミー・バトラーのような選手を守るには、かなりの規律が必要だ。その状況はヤニスを特別な存在に昇華させる」と、アデトクンボの好守を称えた。 今シーズンが終了したヒートはバトラー、バム・アデバヨ、タイラー・ヒーロー、プレシャス・アチウワ、KZ・オクパラの5人だけが来季の契約が保証されている状況。サラリーキャップに余裕があり、必要があればFA(フリーエージェント)市場での補強も可能だ。バトラーは「俺たちはもっと良くなれるし、良くなってみせる」と、スウィープ負けの悔しさを糧に、巻き返しを誓っていた。

バックス対ヒート:ハイライト

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