日本時間5月19日(現地18日)に、ボストン・セルティックスとワシントン・ウィザーズによるプレイイン・トーナメントの一戦が開催される。地元セントルイス時代からの親しい友人であるセルティックスのジェイソン・テイタムとウィザーズのブラッドリー・ビールは、勝てばイースト第7シードが確定するこの試合で対戦することを楽しみにしている。 お互いを“兄弟”と呼ぶ2人がポストシーズンで激突するのは初。この重要な一戦を前に、5歳年下の弟分テイタムは「素晴らしい瞬間だ」と意気込みを語った。セルティックス公式サイトのテイラー・スノウ記者が伝えている。 「彼(ビール)との対戦は毎回楽しいし、好きなんだ。(過去の対戦と比べ)今回はより大きなものが懸かっているからクールだね。地元のみんなはテレビに釘付けになるはずさ。みんな僕らの関係性を知っているし、彼は僕が大好きな選手の1人。本当に素晴らしい瞬間だね」 ビールもテイタムの「大ファン」であると語ると同時に、互いに求めるものは勝利であるとし、激しい戦いになると予想した。 「僕らはお互いに勝利が欲しい。2人とも高いレベルでプレイしていて、いつも対戦するのは楽しいよ。僕は彼の大ファンで、リーグで成長する彼の姿を見てきた。彼は僕の弟であり、コート外ではお互いのことが大好きだ。ただ、彼はボストンで、僕はワシントンでプレイする。兄弟であるのは変わらないが、僕らは戦うんだ」 過去10度の対戦ではテイタムのセルティックスが6勝を挙げているが、気になる“兄弟対決”を制するのはどちらか。