日本時間5月18日(現地17日)、NBAはシーズン第21週(同11日~17日)の週間最優秀選手賞(週間MVP)に、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングとポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードを選出したと発表した。 キャリア3年目のヤングは、4試合で平均24.3点、8.5アシスト、FG成功率47.1%を記録。しかも、出場時間はわずか平均29.0分だった。チームは4戦全勝で、ホームのステイト・ファーム・アリーナでの連勝を11に伸ばしている。なお、ヤングが同賞に選出されるのは2019年の3月、10月に続いて通算3度目だ。 ヤングは11、13日(同10、12日)に行なわれたワシントン・ウィザーズとの連戦で36点、33点と2戦連続で30点超えを記録。さらにシーズン最終戦となった17日(同16日)のヒューストン・ロケッツ戦では、わずか16分で10点、3リバウンド、9アシスト、2スティールをマークしていた。 リラードは4試合で平均31.8点、4.8リバウンド、6.8アシスト、FG成功率57.9%、3ポイント成功率45.7%、フリースロー成功率92.0%を記録し、チームに3勝をもたらした。リラードが同賞に輝くのは今季3度目、キャリア通算では球団史上最多となる12度目である。 チームが第1クォーターで球団記録の50点をマークした11日(同10日)のヒューストン・ロケッツ戦では、リラード自身も34点、9リバウンド、6アシストで偉業達成を後押し。14日(同13日)のフェニックス・サンズ戦では、第4クォーターだけで24点を叩き出す爆発力を披露している。