日本時間5月18日(現地17日)、NBAは前日のレギュラーシーズン終了に伴い、5月の月間最優秀選手賞、最優秀新人賞、最優秀コーチ賞の受賞者を発表した。 最優秀選手賞に選出されたのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルックだ。4月に続く連続受賞となったカリーは、平均36.8点、5.1リバウンド、5.6アシストを記録。チームを8勝1敗に導き、プレイイン・トーナメント行きを決めた。なお、ウォリアーズの選手で2か月連続受賞したのはカリーが初めてだった。 ウェストブルックは9試合で平均26.3点、13.8リバウンド、16.1アシストを記録。11日(同10日)のアトランタ・ホークス戦では通算182回目のトリプルダブルを達成し、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)を抜いて史上最多記録を樹立した。 最優秀新人はミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズとオーランド・マジックのRJ・ハンプトンが選出されている。ドラフト1位指名のエドワーズは、平均27.0点、5.5リバウンド、4.8アシスト、FG成功率52.8%、3ポイント成功率40.6%とエース級のスタッツを残した。出場機会を増やしたハンプトンは、平均16.0点、7.1リバウンド、5.6アシスト、FG成功率45.7%、3ポイント成功率43.5%とオールラウンドに活躍し、来季のさらなる飛躍を予感させた。 5月の最優秀コーチは、ポートランド・トレイルブレイザーズのテリー・ストッツHC(ヘッドコーチ)とニューヨーク・ニックスのトム・シボドーHCだ。ストッツHCはチームを7勝2敗に導き、ウェスト6位の座を確保。プレイイン・トーナメント行きを回避してみせた。シボドーHCは6勝3敗で4位シード獲得に貢献。1回戦のホームコート・アドバンテージを手中に収めた。