日本時間5月10日(現地9日)、ニューヨーク・ニックスのデリック・ローズが敵地ステイプルズ・センターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ戦に途中出場し、32分でシーズン最多タイとなる25点、6リバウンド、8アシストを記録した。フィールドゴールは11/17、3ポイントは2/3、フリースローは1/1とシュートタッチが良く、試合も106-100でニックスが勝利している。 ニックスの選手でベンチ出場かつ25点、5リバウンド、5アシスト、FG成功率60%以上を達成したのは、2010年のネイト・ロビンソン以来だった。 ローズは2月上旬のトレードでデトロイト・ピストンズからニックスに加入して以降、FG成功率48.1%、3ポイント成功率40.7%と好調で、さらに5月は5試合中3試合で24点以上をマークしている。『StatMuse』によると、ニックスはローズがフロアにいる時間帯のプラスマイナスはチーム最多の206点だという。なお、チーム最低はエルフリッド・ペイトンで-89だった。 これだけ活躍してもベンチ出場が続くが、ローズは意に介していないようだ。試合後、「チームが必要な事なら何でもする。いつも言ってるように自分は新参者。勝っていさえすればどうだっていい」とコメントしている。 なお、ニックスがステイプルズ・センターでクリッパーズに勝利したのは2010年以来、同アリーナで1シーズン中にレイカーズとクリッパーズを破ったのは1999年のアリーナ開設以来初めてのことだった。