日本時間5月7日(現地6日)、インディアナ・ペイサーズは6日(同5日)のサクラメント・キングス戦での行動に関して、センターのゴガ・ビタゼに罰金、アシスタントコーチのグレッグ・フォスターに1試合の停職処分を科したと発表した。なお、チームは処分の詳細について明らかにしていない。 処分の対象となった出来事は、キングス戦の第3クォーター残り2分26秒、タイムアウトで選手たちがベンチに下がる前後に起こった。直前のプレイでビタゼがキングスのモーリス・ハークレスにリバウンドを奪われダンクを許した際に、フォスターACがベンチからビタゼを叱責。するとビタゼは、直後に3ポイントを沈めるとフォスターACを罵ったのだ。その後タイムアウトでベンチに下がった際に2人の間で激しいやり取りが繰り広げられ、他の選手たちが止めに入っていた。 なお、『AP通信』はペイサーズが今季ディフェンスで苦戦しており、平均失点はリーグ25位の115.0失点、直近19試合のうち17試合で109失点以上を喫していたことを紹介。さらに、就任1年目のネイト・ビョークレンHC(ヘッドコーチ)についても、選手や組織内のスタッフとのコミュニケーションに問題があるとして、来季以降の進退について疑問視する声も少なくないと報じている。