日本時間5月5日(現地4日)、NBAはデンバー・ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)と、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズのスコット・ブルックスHCを4月の最優秀コーチに選出したと発表した。 マローンHCは、ナゲッツを4月ではリーグベストとなる13勝3敗の戦績に導いた。チーム第2の得点源であるジャマール・マレーが、4月13日(同12日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で左ひざ前十字靭帯を断裂して戦線離脱となったが、その後も9勝2敗と好調を維持している。 30日(同29日)のトロント・ラプターズ戦でNBA通算300勝目を飾ったマローンHCが、同賞を獲得するのは今回が初めて。また、球団では2013年3月にジョージ・カールが選出されて以来の受賞となる。 ウィザーズのブルックスHCは、2002-03シーズン以降では球団最長となる8連勝をマークするなど、チームを月間12勝5敗の好成績に導いた。ウィザーズは4月にイーストトップのディフェンシブ・レイティング(108.0)を記録し、被3ポイント成功率も33.2%と好守備を披露。8日(同7日)から月末までの試合では、リーグトップの勝率(.857)を残した。 ブルックスHCが同賞に選出されたのはキャリア6度目。2016-17シーズンにウィザーズの指揮官に就任して以降では、2度目(前回は2018年2月)となる。