キャブズがアンドレ・ドラモンドのバイアウトに正式合意 ウェーバー後に完全FAへ

クリーブランド・キャバリアーズは日本時間3月27日(現地26日)、アンドレ・ドラモンドのバイアウト(契約買い取り)に合意し、ウェーバーをリクエストしたとコービー・アルトマンGM(ゼネラルマネージャー)が発表した。 2012年ドラフト1巡目全体9位でデトロイト・ピストンズに指名されたドラモンドは、2年目の13-14シーズンからレギュラーに定着。15-16シーズンに自身初のリバウンド王(平均14.8本)に輝くと、16-17シーズンからは3年連続で同タイトルを獲得した。 昨季シーズン途中、ピストンズが再建に舵を切ったため、トレードでキャバリアーズへ移籍。今季は25試合に出場して平均17.5得点、13.5リバウンド、2.6アシストを記録していたが、2月13日(同12日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦を最後にゲームから離れていた。 そのなかで3月27日、ドラモンドの2875万ドル(約31億5000万円)の契約買い取りに合意。アルトマンGMは球団公式サイトを通じ、「コート内外のアンドレの貢献、プロ意識に感謝したい。人として、クリーブランドの選手として、アンドレには大きな敬意を払っている。お互いにとって最善策に至ったことを嬉しく思う。彼と彼の家族の幸運を祈っている」との声明を発表している。 今後ウェーバーをクリアすると、ドラモンドは完全FA(フリーエージェント)になる。『ニューヨーク・タイムズ』のマーク・ステイン記者によると、ボストン・セルティックス、ロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ニューヨーク・ニックス、シャーロット・ホーネッツなどが関心を示しているという。 アンソニー・デイビスの欠場が続くレイカーズなど、ポストシーズンを見据えるチームはドラモンドの動向に熱視線を注ぐことになりそうだ。

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