フロントコートの強化図るブレイザーズ ジャベール・マギーの獲得を画策?

ポートランド・トレイルブレイザーズは、クリーブランド・キャバリアーズのジャベール・マギーをトレードで獲得することを考慮しているようだ。 ブレイザーズは本来先発センターを務めるユスフ・ヌルキッチが、1月に右手首を骨折して離脱中。現在は代わりにエネス・カンターがスターター役を担っている。控えには22歳のハリー・ジャイルズ三世がいるが、ローテーション外。ビッグマンの枚数が足りていない状況もあり、キャバリアーズのマギーに注目しているという。『Yahoo Sports』のビンセント・グッドウィル記者が以下のように報じている。 「マギーはブレイザーズから関心を集めている。ブレイザーズはフロントコートの強化を狙っており、昨季ロサンゼルス・レイカーズでマギーは上々の働きを見せた。ただ、『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者によれば、ヌルキッチの復帰が近づいてきていることもあり、ブレイザーズにとって判断が難しい状況になっているという」 ヌルキッチ不在の影響もあり、ブレイザーズはセカンドチャンスからの失点、リングから6フィート以内の被フィールドゴール成功率がともにリーグワースト4位とインサイドの守備に問題を抱えている。今季平均15.2分で5.2リバウンド、1.2ブロックと、短い出場時間でも結果を残すマギーを獲得できれば課題の改善が期待できる。 『Cleveland.com』のクリス・フェドール記者によれば、キャバリアーズはメンターとしても信頼されているマギーのコート内外での活躍に満足しており、イースト12位(16勝27敗)と低迷するもバイアウトする可能性はかなり低いという。獲得するとなればトレードを成立させる必要があるが、日本時間3月26日(同25日)のトレード期限までにブレイザーズはどのような決断を下すのか。

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