ビクター・オラディポ放出に動くロケッツ 米記者「トレード期限までの交渉成立に自信」

ヒューストン・ロケッツは、ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)のトレードで獲得したビクター・オラディポを、日本時間3月26日(現地25日)のトレード期限までに放出する意向だという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が以下のように報じている。 「ロケッツは複数チームとオラディポのトレードに関する交渉を進めており、トレード期限までの成立に自信を持っているという情報を聞いている。オラディポの市場価値に満足していると言われるロケッツは、若手選手と将来のドラフト1巡目指名権が適した見返りだと考えているようだ」 オラディポの獲得には、マイアミ・ヒートとニューヨーク・ニックスなどが興味を示していると言われている。しかし、ウォジナロウスキー記者によれば、ヒートとニックスはオフシーズンにサラリーキャップに余裕ができるため、今季終了後にフリーエージェントになるオラディポのトレードで重要なアセットを使うことには消極的だという。 28歳のオラディポは今季インディアナ・ペイサーズとロケッツの2チームで合計29試合に出場し、平均20.8得点、5.0リバウンド、4.7アシスト、1.3スティールを記録。2019年に右大腿四頭筋を断裂するなど怪我のリスクはあるが、健康体であれば攻守で働けることを改めて証明している。

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