日本時間3月12日(現地11日)、NBAはゲーム実況動画を配信中にユダヤ人を差別する言葉を発したマイアミ・ヒートのマイヤーズ・レナードに対し、5万ドルの罰金とチーム活動への参加を1週間禁ずる謹慎処分を科したと発表した。また、レナードは文化多様性プログラムに参加することが義務付けられている。 アダム・シルバー・コミッショナーは「マイヤーズ・レナードのコメントは許しがたい、人を傷つけるもので、そのような不快な言葉はNBA、また我々の社会において存在してはいけないものです。昨日、彼は名誉毀損防止同盟(米国最大のユダヤ人団体)の代表者との話し合いを経て、彼の言葉の影響がどれほどのものかを理解しました。そして私たちは彼の後悔を受け入れています。私たちはさらにマイヤーズと話し、このような蔑称的なコメントは容認されないこと、また、私たちのリーグのコアバリューである平等性、寛容性、包摂性、尊敬を常に持ち続けることを期待していると彼に伝えました」と今回の件について声明を発表している。 レナードは9日(同8日)に『コール・オブ・デューティ』のプレイ動画をtwitchで配信中に、ユダヤ人を差別する言葉を発していた。