日本時間3月3月2日、ポートランド・トレイルブレイザーズは本拠地モダ・センターでシャーロット・ホーネッツと対戦し、123-111で勝利を飾った。 この日の主役はキャリア18年目のカーメロ・アンソニーだった。ベンチ出場ながらチーム最多の29得点、5スティール、2ブロックと攻守で躍動し、チームの勝利に貢献した。 この試合では、これまでに「どちらが本物の“メロ”か」という議論が挙がるなど、同じ愛称を持つホーネッツの新人ラメロ・ボールとの対戦が注目された。しかし、試合後にアンソニーは、ゲームハイの30得点を挙げた19歳のルーキーを以下のように称賛した。 「ラメロは今後長きにわたってリーグでプレイする選手だ。だから“メロ”という名前は今後も使われていくんじゃないかな。彼がその名前で呼ばれ、彼自身も受け入れている。自分にとっても嬉しいし、リスペクトを感じる。彼のことは認めているよ」 アンソニーは自身が3ポイントを決めた際に行うセレブレーションポーズを、ボールがこれまでに何度か披露していることについても言及。「彼もやっていいよ(笑)。彼のことは好きだし、受け継いでいってくれればいいね」とボールがセレブレーションを今後も続けていくことに問題はないと答えた。なお、アンソニーとボールは試合終了直後に互いの健闘を称え、ユニフォームを交換している。 熟練の技で結果を残し続けるアンソニーと、センスあふれるプレイで1年目からファンを魅了するボール。今後も2人の“メロ”の活躍に注目だ。