日本時間1月18日(現地17日)、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、同日に行われたシカゴ・ブルズ戦でキャリア通算29度目のトリプルダブルを達成した。同項目においてマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)を抜き、グラント・ヒル(元デトロイト・ピストンズほか)と並ぶ歴代15位に浮上している。 この試合、マーベリックスは101-117で敗戦。ドンチッチは36得点(FG 13/30、3ポイント 6/11)、16リバウンド、15アシスト、2スティールと圧巻の個人スタッツを残したが、敗因は自分にあると以下のように自らを責めた。 「後半のプレイは酷かった。この負けは自分に責任がある。前半だけで30得点を挙げ、自分本位なプレイに走ってしまった。後半は本来の僕ではなかった。もっと上手くプレイしなければいけない。負けたのは僕のせいだ」 『ESPN』によれば、35得点、15リバウンド、15アシストのラインをクリアしたのは、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)、ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)に次いでドンチッチが史上4人目。その中でドンチッチは最年少で同記録を達成している。 リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、「怪物級だ」とその成績を称えた上で、「勝利できなければ彼は満足しない」と若き大黒柱の勝利を追求する姿勢を表現した。 19日(同18日)のトロント・ラプターズ戦を皮切りに、アウェイ3連戦が始まるマーベリックス。現在2連敗中だが、勝利に飢えたドンチッチのさらなる奮起に期待が懸かる。