開幕直後にコンディション不良が指摘されていたダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、徐々に本来の調子を取り戻している。 ドンチッチは、日本時間5日(現地4日)に行われたヒューストン・ロケッツとの一戦で、33得点、16リバウンド、11アシストとマルチに大活躍し、マーベリックスを113-100の勝利に導いた。 ドンチッチのパフォーマンスに、「驚きはないよ。彼は偉大な選手だ」と賛辞を送ったリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、今後さらに調子を上げていくだろうとエースの状態について言及。『ESPN』のティム・マクマホン記者が、指揮官のコメントを紹介している。 「彼が徐々に本来の姿に戻っているのは明らかだ。フィジカルコンディションの指標も、すごく良くなっている。プレイを見ていれば分かるが、彼は日に日に調子を上げているね」 ホーム開幕戦となった昨年12月31日(同30日)のシャーロット・ホーネッツ戦では12得点に終わり、試合後には「足が疲れている」と語っていたドンチッチ。シーズン最初の5試合では平均24.4得点と本調子ではなかったが、1試合の欠場を経て臨んだロケッツ戦で今季初のトリプルダブルを記録して自信を得たようだ。 「プレイする準備はできている。コンディション調整も続けるし、体の状態は良くなっていくだろう。まだ多くの試合が残っているし、万全のコンディションを整えるよ」 今季のシーズンMVPの有力候補に挙げられるドンチッチ。ロケッツ戦の勢いを維持できるのか、今後のプレイに注目が集まる。マーベリックスは次戦、8日(同7日)にデンバー・ナゲッツと対戦する。