12月22日(日本時間23日)、クリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブが、右ふくらはぎの張りでシーズン開幕戦となる23日(同24日)のシャーロット・ホーネッツ戦を欠場することが分かった。『AP通信』のスティーブン・ワイン記者が伝えている。 12日(同13日)のプレシーズン初戦で同箇所を痛めたラブは、その後のプレシーズンマッチをすべて欠場。開幕戦に間に合うかどうかが注目されていたが、22日にJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)が欠場すると明言した。また、開幕戦では、ラブの代わりにラリー・ナンスJr.が先発に回るようだ。 指揮官は「ケビンがいなければ、スモールボールをプレイすることが増えるだろう。そのうえでも先発にはラリーを入れるのがいいと思う。彼はパスなど、(ラブと)似たようなスキルを持っているからね」とナンスJr.を代役として指名している。 キャリア13年目を迎えるラブは、2008年のドラフト全体5位指名でミネソタ・ティンバーウルブズに入団すると、6年目に平均26.1得点、12.5リバウンド、3ポイント成功率37.6%というハイアベレージを残すなど、リーグ屈指のストレッチビッグマンとしてその地位を確立。2014年にトレードでクリーブランド・キャバリアーズに移籍すると、2016年にはレブロン・ジェームズ、カイリー・アービングらとともにリーグ優勝を果たした。キャリアを通して平均18.2得点、11.1リバウンド、2.4アシスト、3ポイント成功率37.0%を記録している。 5度のオールスター出場を誇る32歳のベテランは、キャリア通算1万3000得点にあと7得点と迫っている。これを達成すれば通算1万3000得点、7000リバウンド、3ポイント成功数1000本をクリアした史上9人目の選手となる。