12月14日(日本時間15日)、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが新型コロナウイルスのプロトコルをクリアして練習に復帰した。ハーデンは15日(同16日)のサンアントニオ・スパーズ戦に出場する予定であるとスティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)が発表したと、『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者が伝えている。 ロケッツではハーデンとPJ・タッカーがトレーニングキャンプに合流できていなかったが、両者ともに13日の練習で復帰。サイラスHCも「彼らが合流できて良かった。経験豊富な彼らは様々なものをチームにもたらす」と2人の参加を喜んだ。 チームにトレードを要求したと言われているハーデンだが、指揮官は3年連続で得点王に輝いているエースと会話する時間を設けたという。 「いい話し合いができた。色々と聞かれるだろうけど、彼は集中している。いい質問をしていたし、彼の意見も聞けた。話したのはバスケットボールのことだけ。私はバスケのコーチで、彼はバスケ選手だからね。バスケにおいて彼はチームにコミットしているよ」 練習でフルメニューをこなしたハーデンとタッカーは、15日のスパーズ戦でプレシーズンデビュー予定。出場時間に関してサイラスHCは「明日考える」と明言を避けた。 すでにロケッツはプレシーズンで2試合を消化しており、ジョン・ウォールが平均17.0得点、デマーカス・カズンズも平均12.0得点と新加入コンビが上々の出来を披露している。残る2試合では、ハーデンがこの2人とどのように共存するのかが注目となる。