ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーの復帰が迫っている。昨季はわずか5試合の出場に終わったが、新シーズンに向けて「準備万端」だと意気込みを語った。 カリーは、昨季の開幕4試合目で左手首を骨折して故障者リスト入り。今年3月5日(日本時間6日)のトロント・ラプターズ戦で復帰するも、続く2試合を風邪で欠場すると新型コロウイルスの影響で3月11日(同12日)にシーズン中断が決定。リーグ最下位(15勝50敗)に低迷していたウォリアーズとカリーのシーズンは終了となった。 11月27日(同28日)に放送されたゴルフイベント『The Match』にプレイヤーとして出場したカリーが、完全復活の期待が懸かる新シーズンについて語った。その内容を『NBC Sports Bayarea』のアレックス・ディディオン記者が伝えている。 「準備万端だよ。よく休んだからね。僕たちは力強く復活する。チーム全員が、再びコート上でプレイするのを楽しみにしているんだ。明日もチーム練習がある。開幕前最後の仕上げをエンジョイするよ」 残念ながら、相棒であるクレイ・トンプソンが右アキレス腱断裂により2シーズン連続でシーズン全休となったが、それでも今季のウォリアーズは、カリー、ドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンズに加え、今年のNBAドラフトでは1巡目全体2位で指名したビッグマンのジェームズ・ワイズマンも加入。さらに、オクラホマシティ・サンダーからケリー・ウーブレイJr.を獲得するなど、戦力補強を図っている。 昨季からの上位返り咲きを狙うウォリアーズにとって、新戦力とチームの相性が大きなポイントになる。それだけに、カリーのリーダーとしての働きが注目となる。