NBAとインディアナ・ペイサーズは11月25日(日本時間26日)、2021年2月に予定していたインディアナポリスでのオールスターを、3年後の2024年にスライド開催することを正式発表した。 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、NBAは昨季途中にシーズンを中断。今年7月末にフロリダ州オーランドにバブル(隔離地域)を設け、シーディングゲーム、ポストシーズンを行い、シーズンを完結させたが、試合はすべて無観客で行われた。 2020-21シーズンは当初の予定よりも早まり、12月22日(日本時間23日)に開幕するなか、「公衆衛生面」からインディアナポリスでファンを収容したオールスター開催は実行不可能との決断に至ったという。 2021年2月12~14日(同13~15日)に予定していたインディアナポリスでのオールスターは、2024年2月16~18日(同17~19日)へスライド。オールスター本戦は、同年2月18日(同19日)にペイサーズの本拠地であるバンカーズライフ・フィールドハウスで開催される。2021年のオールスターの新たなプランは後日、詳細が発表される予定だとした。 アダム・シルバーNBAコミッショナーは、「2021年にNBAオールスターゲームをインディアナポリスで開催できないことに失望していますが、2024年にペイサーズとこの街がイベントを主催することを楽しみにしています。(ペイサーズのオーナーである)ハーブ・サイモンとスティーブ・サイモン、(ペイサーズスポーツ&エンターテインメント社長の)リック・フーソン、ペイサーズ組織全体、NBAオールスター2021ホスト委員会、インディアナポリスのコミュニティが我々と協力して、オールスターのスケジュールの組み直しに動いてくれたことに感謝します」と声明を発表。ペイサーズのハーブ・サイモン・オーナーも「2024年、インディアナで最高のオールスターを開催するチャンスに興奮している」とコメントしている。 なお、2022年はクリーブランド、2023年はソルトレイクシティがオールスター開催地に決まっている。